人生の安全祈願、宗像大社へご祈祷に伺う。
ANAにキュンでお得な旅を・・・。K先輩から。
遡ること一年ほど前のある日のこと、K先輩からねぇねぇANAカード持ってる?っとLINEが届きました。はい、持ってます!って送ったところ、違うわよ!ANAのクレジットカードのことよ!と。伺うと、何やら今の時期、ANAはキャンペーン中でANAカードでキャンペーン期間中に買い物をすると、とてつもなくマイルが溜まるとのことでした。
そこで、ANAカードに新規に申し込みをして教えていただいた通りにカードを使って買い物をすると、なんと10000マイルも付与されました。
自分はJALカードで普段は買い物をしており、100円で1マイル貯まるように年会費を払ってマイルを貯めています。10000マイルを貯めるには100万円は買い物をしないとなりません。けど、ANAカードでキャンペーン期間中に買い物をした金額はその10分の1程度でした。
K先輩のおかげで、ものすごくお得にマイルを貯めることが出来ました・・・。
けど、10000マイルを使ってどこに行こうかな、みたいな事を思っているうちに、月日が経ちマイルが減額される時期が迫ってきました。
こりゃ、日帰りの旅を楽しむか!みたいな感じでK先輩に伝えたところ、お得にマイルを使う方法があるわよ!とのこと。そこで、初めてANAにキュンの存在を知りました。
ANAにキュンで福岡へ行かせていただく。
さて、自分はANAにキュンは全くわからない状態でして。しかし何やら29日に販売されるとのこと。K先輩からどこに行きにする?ソラシドじゃない場所が良いんじゃない?と、福岡は宗像大社へ伺いたいので福岡をお願いすることに。
K先輩から日付変わったらログインするわね!と。深夜にご面倒をおかけします・・・。
さらに、さらに、航空券を取得の際の空港使用料と引き落としでもめちゃ手間をとらせてしまいました・・・・。
K先輩の多大なるお手間をかけて取得できた羽田と福岡の往復航空券、大事に使います。ありがとうござます。
事故ばかりの人生から、安心、安全、守りの人生へ。
今から遡ること40年前、大きな大きな交通事故に合いました。足首から下が切断?もしかしたら義足?一生車椅子?けど、バスケットシューズを履いていたおかげでくるぶしが守られ足首は残りました。それ以降も大小数々のアクシデントが毎年のように降り注ぎ・・・。ほんと、うんざりするような人生・・・。
そんな事故ばかりの人生でしたが、この数年はK先輩のおかげでナギ節の状態です。このナギ節が永遠のナギ節になるように現在は永遠の断酒中です。
今回伺う、宗像大社の奥社である沖ノ島は古くから航海の安全を祈願する国家祭祀の場所でした。自分は今年で50歳です。大きな事故に遭ったのは10歳の時。残りの数十年は、安全、安心の航海でいきたいなと。そんな思い出宗像大社へ向かいます。
宗像大社へ。
スズキレンタカーさんで車を借りました。
今回、宗像へはレンタカーを使います。K先輩の持っているクーポンを使って頂いて安く予約をすることが出来ました。貴重なクーポンを使って予約していただきました。ワイド保証付きで10400円。破格の安さです。
本当にありがとうございますm(_ _)m
スズキレンタカーさんから宗像大社まで
スズキレンタカーから宗像大社までは30キロくらいで45分程度です。自分は運転が下手なので60分はかかるなと。実際、60分ほどかかって宗像大社の駐車場へ辿りつきました。駐車場は広々して停めやすい。
天孫を助け奉りて、天孫に祭られよ。
汝三神(いましみはしらのかみ)宜しく
道中に降居まして(みちなかにくだりまして)
天孫(あめみま)を助け奉りて
天孫(あみあま)に祭(いつ)かれよ
宗像の3女神は、天孫降臨の瓊瓊杵尊様より以前に日本と大陸の間を結ぶ海の島々に降臨されたとされる女神様です。
天照大御神様が須佐之男命の剣を噛み砕いて吹き出して産み出した宗像の女神様。
『汝三神は、宜しく道中に降居して、天孫を助け奉り、天孫の為に祭られよ』と三女神は、天照大御神よりご神勅を授けられ宗像の地に降臨されました。このご神勅の意味は、歴代の天皇をお助けすると共に歴代の天皇から篤いをお祭り受けられよという意味です。
※汝三神とは、宗像三女神。道中とは、宗像より朝鮮半島に向かう古代海路。天孫とは歴代天皇の事を指します。
宗像に降臨された女神様は、皇室国家の守護神として、沖津宮【沖ノ島】、中津宮【大島】、辺津宮【九州本土】の三宮に鎮まりました。
また、宗像三女神の女神様は日本書紀に「道主貴」と記述されております。
「貴」は最も高貴な神様に贈られる尊称のため、いくら神様とはいえ、簡単に使うことはでないようで他に「貴」が付けられている神様は、天照大神の大日靈貴(おおひるめのむち)、出雲大社でお祀りされている大国主命の大己貴(おおなむち)しかないのです。
さらに宗像大社は、裏伊勢とも呼ばれております伊勢神宮は、皇室の御祖神であり日本人の大御祖神である天照大御神をお祀りしております。そりゃ、天照大御神の娘神が祀られているのですから。天照大御神の孫神の瓊瓊杵尊様とも引けを取らない尊い神様です。
この尊い神様からご利益を承るべく、ご祈祷をお願いすることに致しました。昨年は霧島神宮でご祈祷をお願いしました。
一の鳥居をからすぐ右手に祈願殿があり、そこでご祈祷を受けることが出来ます。
来年も商売繁盛で、元気に働かせて貰えたら嬉しい・・・。
宗像大社 本殿

ご祈祷後は本殿へ向かいます。本殿へ向かう途中の御池が美しい!

本殿は1578年、拝殿は1590年に建てられた物です。国の重要文化財に指定されております。安土桃山時代の神社建築が色濃く残された建物です。それ以前の社殿は1557年に焼失してしまいました。




三十六歌仙図扁額福岡藩第3代藩主黒田光之奉納



辺津宮内にある第二宮・第三宮は神宮から御下賜った社殿
本殿の裏手の高宮参道から突き当たりを左手に向かって歩くと開けた所に出られます。そこには、沖津宮の田心姫神様、中津宮の湍津姫神様が祀られているお宮がありました。
こちらをお参りすることにより宗像三女神の三柱にお参りしたことになります。とても、ありがたい場所です。
右手が第二宮(沖津宮)左手が第三宮(中津宮)です。凛とした佇まいのお宮様。
それもそのはず、こちらの御社殿は昭和48年の第60回神宮式年遷宮後に、御下賜された御神木で神明造されたお宮なんですもの!!
神宮の御神木を戴けるお宮ってそうそう無いのではって思いました。イザナミ様とイザナギ様が祀れていた神宮の社殿をご参拝できるとは。こちらの第二宮、第三宮佇まいが住吉大社のその雰囲気に似ていました。






高宮祭場

天正6年以来の400年ぶりの大造営で蘇った祭場です。自然を敬う形で祭り事を行っていたのかと。朝鮮半島に渡るにも昔は命懸けです。先ずは視界に見える中津宮のある大島へ。大島へ行けたらいよいよ沖津宮のある沖ノ島へ。沖ノ島へまで行けたら、もうあとは対馬まで覚悟を決めて帆をあるのみ。対馬まで行けたら、朝鮮半島の釜山まではあと少し。ほんと祈りにも気合いが入ります。
どうやって、宗像の地から朝鮮半島まで渡ったのだろうって思います。古代の人たちは自然を身近に感じていたでしょうけど・・・。
昭和の大造営で作られたこちら祭場ですが、もしかしたら船を作るためにもう木は伐採されて若干禿げた山になり、その鎮魂と海の神に安全の祈りを捧げる場所であったかもしれないです。

沖ノ島から発見された8万点に及ぶ膨大な数の神宝
宗像大社でご祈祷を受けると、沖ノ島から発見された8万点に及ぶ膨大な数の神宝が収められている宗像大社神宝館に割引で入場することができます。お昼前だからか何なのかわかりませんが、館内はガラガラでした。チケットを受け取って中に入ります。うわ!!なんだこの指輪!!

薄暗い館内で最初に目にしたのがこちらの金の指輪でした。この後も色々巡ったのですが、この指輪で初回ノックアウト。1500年前の輝きがそのまま。自分のiPhoneSEじゃフォーカスが甘くて良く撮れない。やっとこさ撮れてK先輩に即LINEで送る。ここ、絶対に行かれたら良いです。って。そしたら、ここね行ったことあるの 何度もw
え?そうなんだ!!国宝の指輪を何度も見てるんですね!!
K先輩とのLINEでの会話は、福岡のアパホテルが高くて話題になっているの話に代わっていました・・・。



むなかた 茶愉 ひと時の一服を。
神宝館で神鏡やヒスイや狩野派の絵画を拝観した後、余韻に浸るためにむなかた茶愉へ向かいます。こちらの無料休憩所兼カフェエリアは、2023年4月にオープンした新しい建物です。前向きに明るくなれる場所。早速、中に入って見ました。店内は開放感が溢れています。抹茶と姫餅を御福分けして戴きました。



Mercure Fukuoka Munakata Resort & Spaへ。
今回、K先輩が予約をしてくださったホテルは、2024年4月リブランドオープンしました松原と大海原が織りなす景色を眺め過去と未来を語らう休日が満喫できるホテルです。
部屋の窓からは紅葉と大海原が!!
青空に映える綺麗なホテル。
グランドフロアは開放感たっぷり。宿泊者専用のフリードリンクが頂けるのラウンジもあります。
※ビールも飲めます。
部屋は眺望の良いツインのお部屋を用意して戴きました。


宿泊者専用のラウンジで。
スパークリングワインやビールなどのお酒や、コーヒー、紅茶、ハーウォーターなどのソフトドリンクを片手に景色をゆっくりと眺めて寛げます。おつまみやスナックもありました。広々としたラウンジでみなさん寛がれていました。自分もコーヒーとスナックをいただきながら読書をして温泉へと向かいました。




玄海さつき温泉
泉質: 弱アルカリ性単純泉
効能: 神経痛/筋肉痛/関節痛/五十肩/運動麻痺/痔疾/慢性消化器病/冷え症/疲労回復
大浴場営業時間:15:00~23:00/6:00~10:00(最終入場30分前)
浴室小物: シャンプー/リンス/化粧品類/ドライヤー
玄海さつき温泉は、ホテル竣工時に湧出した玄海エリア初の温泉とのこと。
風光明媚なさつき松原に隣接していることから名づけられました。弱アルカリ性単純泉で、神経痛や疲労回復などの効能があり、露天温泉岩風呂、温泉大浴場を完備されております。松原を吹き抜ける潮風を受けながらのんびりと入ることができます。
弱アルカリ性単純温泉は肌の角質をとる美肌・美白効果があるようです。
美肌や美白はともかく、お肌はすべすべになりました!
お部屋紹介
部屋は広々したツインルームです。窓からの眺めも最高です。一人で使うのがもったいない。








宗像の旅の発見と感動が味わえる夕食のブッフェ
地元の素材や食文化を活かした、種類豊富でモダンな料理を堪能できるディナービュッフェ。シェフが目の前で仕上げて提供する「BLTビーフバーガー」や、彩り豊かで見た目も華やかな「押し寿司」をはじめ、和洋中さまざま楽しめます。
いやー、すごい!すごい!すごいよ!!宗像の海の幸や山の幸が食べ放題です。この夕飯のために朝食、昼食を控え目にしてた。とりあえず、ハンバーガー、押し寿司も、、カレーも、鯖の刺身にたっぷりの胡麻を、もちろんお刺身も、ストロベリーシューのモンブランはパテシエさんがその場で仕上げてくれます。ケーキも種類が豊富です。お酒もありましたが、無視しました。K先輩が選択してくださったホテルで、自分は日々補えない栄養を補うことでできております…。









朝食もまた、素晴らしい。
翌日もしっかりた朝ごはんを頂いて仕事へと向かいます。

出光店主の生家へ。
美味しい朝食を頂いた後、ホテルをチェックアウトして空港へ向かいます。その前に、朝の宗像大社へ参拝しました。朝陽に照らされた宗像大社の大鳥居がとても美しい。参拝後、産直によって大きなキャベツとお刺身、お米を買ったあと宗像の偉人であります出光店主の生家へ伺います。今回、宗像へ旅をさせて頂くにあたり調べたところ、宗像大社の再興に約30年かけて私財数十億円をかけて再建に力を入れられました。その功績を記す証は、揮毫のみ。本人の名前は刻まれておりません。自分の名前を宗像大社に残すなど畏れ多いいとのこと。
出光店主が95歳で亡くなられた時、昭和天皇が御製をお詠みになられました。
国のため ひとよつらぬき 尽くしたる きみまた去りぬ さびしと思ふ
神様に亡くなられて寂しいと思われる・・・。
今回も素晴らしい旅をプレゼントして戴きまして、本当にありがとうございました。

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